Zoomのミーティングに参加すると、ミーティングコントロールが、表示されます。

ウィンドーの下に並ぶアイコンたち、そして、右上には「表示」ボタン、左上には、ミーティング情報のボタンです。


これらのボタンは、Zoomのウィンドー上で何も操作をしていないときや、Zoomウィンドーからマウスカーソルを外すと、非表示になります。


これは、画面共有をしているときも同じです。

画面共有をするとミーティングコントロールの位置が変わります。


しかし、パワーポイントなど共有しているウィンドーを操作しているときは、非表示になります。


実は、これ、そのような設定になっているからなのです。

Zoomのデスクトップクライアントで、設定画面の「一般」を表示すると、「ミーティングコントロールを常に表示」というチェックボックスがあり、デフォルトではここにチェックが付いていない状態です。


ここにチェックをつけると、ミーティングコントロールは、表示されたまま消えてくれなくなります。


そして、このチェック、実はショートカットキーでON/OFFができます。

そのショートカットキーが、Windowsでは、「Alt」です。


Zoomウィンドーにフォーカスが当っているときは、Altを押すと、設定の「ミーティングコントロールを常に表示」のチェックが付いたり、外れたりします。

この「ミーティングコントロールを常に表示」にチェックが付いている状態で、画面共有をすると、ちょっと厄介です。

ミーティングコントロールが表示されたまま、消えなくなってしまうからです。


実は、これも、Altキーで外すことができるのですが、通常、画面共有をしているときは、共有しているパワーポイントなどの資料を操作しています。

その状態で、Alt キーを押しても、パワーポイントに対して、Altキーを押すことになるので、Zoomには反映されません。

一度、ミーティングコントロールのどこかをクリックして、Zoomにフォーカスを移してから、Altキーを押してください。


これにより、設定の中の「ミーティングコントロールを常に表示」のチェックが外れ、パワーポイントを操作すると、ミーティングコントロールが隠れてくれます。


Zoomのショートカットキーを知っていると、ミーティングのいろいろな場面で役に立ちます。

セミナー中など、ショートカットキーで、ピンチを切り抜けたこともあります。

ぜひ、Zoomのショートカットキーを活用してください。