Zoomでミーティングをしている最中、迷惑行為を繰り返すような参加者がいた場合、その参加者を削除することができます。

その参加者の映像の上で右クリックするか、右上の「・・・」をクリックして、「削除」をクリックします。

すると、削除された参加者には、ホストから削除されたというメッセージが表示されます。

ただ、間違えて削除してしまった!という場合。

削除された参加者が再び入室してもらえるかどうかは、設定によって決まります。

WEBポータルの設定で、「取り除かれた参加者を再度参加させることを許可」という項目があります。

このスイッチをON(青い状態)にしておけば、一度削除された参加者は、再入室することが可能です。

困るのは、このスイッチをOFF(グレーの状態)になっているまま、ミーティングを立ち上げ、そのミーティングで、操作ミスで参加者を削除してしまったときです。

そうすると、削除された参加者は、再度、ミーティングに参加することはできません。

名前を変更しても、メールアドレスを変更しても再参加できません。

スマホの場合なら、Wifi から、4Gなどのモバイルデータ通信に切り替えてもだめ・・・つまり、IPアドレスを変更してもだめです。

別のアカウントでサインインをし直しても再入室はできません。

ホストが、その人を招待してもだめです。

ただし、サインインしていない状態で別デバイスで参加、もしくは、別アカウントでサインインしている別のデバイスで入室することはできます。

つまり、IPアドレス(どの通信回線でアクセスしているか)は関係ないようです。

別デバイスでも、削除されたアカウントと同じアカウントでサインインをしていると、入室できませんので注意してください。

そして、一旦入室拒否されたデバイスは、その後に別アカウントでサインインをし直しても、サインアウトしても、再入室できなくなります。

以上のことから推察すると、Zoomのミーティングやウェビナーから削除・入室拒否をされると、そのミーティングには、削除・入室拒否をしたデバイスの情報とサインイン情報が保持されるようです。

取り除かれた参加者を再度参加させることを許可」をOFFにすると、デバイス情報が同じ、または、サインイン情報が同じ場合、入室拒否される!ということになります。

ちなみに、ホストが参加者を削除しようとした時、本当に削除してもいいかどうかを確認する画面が表示されます。

取り除かれた参加者を再度参加させることを許可」 がONになっているときは、このような確認画面です。

取り除かれた参加者を再度参加させることを許可」 がOFFになっていると、再参加できなくなる旨の記述があります。

Zoomに報告」にチェックが付いたまま「削除」をクリックすると、参加者はホストに削除されたユーザーということで、Zoomに報告されます。