「自社の社員だけをZoomミーティングに参加できるようにしたい」
会社内では、そのような要望も、多いでしょう。
その中でも、退職した人もアクセスできてしまったら問題ですので、それは、社内での調整が必要になります。
そんなときには、以下の手順で行うと良いでしょう。
1.メールアドレスの割り振り
まずは、Zoomミーティングに参加権限を持つ社員全員のメールアドレスを割り振ります。
企業でドメインをお持ちであれば、そのドメインを使ってメールアドレスを作成するのがいいでしょう。
会社のドメインが、abcde.com であれば、akiba@abcde.com、igawa@abcde.com など、@マークの左側に社員の名字や名前をつけて、メールアドレスを作成していくと誰のメールアドレスかがわかりやすいですね。
これらのメールアドレスで、Zoomにアカウントを作成します。会議に参加するだけであれば、無料アカウントで構いません。
2.ユーザーとしての登録
これらのアドレスを会社のZoom管理アカウントに登録します。
Zoomのウェブポータルにアクセスし、管理者の項目にある「ユーザー管理」⇒「ユーザー」のページにアクセス。
ここで、「 + ユーザーの追加 」をクリックします。

「メールアドレスでユーザーを追加」というところに、社員のメールアドレスを入力します。
無料のZoomアカウントの場合、「Zoom Workplace」という項目は「未割り当て」にしてください。

「 追加 」をクリックして、ユーザー設定を完了します。
3.Zoomウェブポータルでの設定
Zoomのウェブポータルにアクセスし、管理者の項目にある「アカウント管理」⇒「アカウント設定」に入ります。
上部のタブで「ミーティング」を選択し、「ミーティング認証オプション」で、「+ 構成を追加」をクリックします。

※「認証されたミーティング参加者とウェビナー出席者のみがミーティングとウェビナーに参加できる」のスイッチは、OFFのままで大丈夫です。
「認証方法の選択してください」という項目では、「アカウントのサインインユーザー」を選択。

このオプションに名前をつける」という項目には、企業名を記入してもいいでしょう。
最後に「 保存 」をクリックします。
4.ミーティングのスケジュール作成
あとは、ミーティングでスケジュールするときに、「セキュリティ」の項目で「参加時に認証を求める」にチェックを入れ、先程「アカウントのサインインユーザー」で設定した名称を選択します。

これで、このミーティングに、社内のZoomアカウントユーザーでサインインした場合のみ、参加できるようになります。
社員が退職したときには、ユーザーのページで、そのユーザーを削除すれば、今後、その社員はミーティングに参加できなくなります。


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