ここでは、Zoomを使っているときのパソコンやネットワークの状況を確認することができます。
全体
パソコンのCPU占有率・全体のCPU使用率、メモリ占有率・全体のメモリ使用率を見ることができます。
CPUやメモリの使用率がいっぱいになっていたりすると、Zoomの動きが遅くなったり、画面共有で資料がなかなか開かないなどの問題が生じやすくなります。
その他にも、ネットワークの帯域幅、ネットワークの種類、プロキシ、接続の種類などを確認できます。
オーディオ
オーディオの場合のみ、頻度(Frequency)が表示されています。
Frequency という英語の意味から「頻度」なんて訳されていますが、「周波数」なんですよね。
「レイテンシ」とは、「Ping値」とも言われていますが、信号を送ってから戻ってくるまでにかかる時間です。
値が小さい方が、ネットワーク回線が速いことになります。
レイテンシは、以下のように評価されます。
- 1ms~15ms ⇒ めちゃ速い!
- 16ms~35ms ⇒ 速い
- 36ms~50ms ⇒ 普通
- 50ms~100ms ⇒ 遅い
- 100ms~⇒ めちゃ遅い!
「ジッター」は、ネットワーク回線のゆらぎ、ブレのことです。
ネットワーク回線が、速くなったり、遅くなったりと不安定な場合、この値が大きくなります。
「パケット損失」は、インターネット上でやり取りするデータが、100%届かずに、途中で欠落してしまう割合です。
パケット損失ができると、もう一度データのやり取りをするため、結果として動きが遅くなります。
ビデオ
解像度は、動画の横 x 縦のピクセル数を表します。
ビデオの設定画面で、 16:9 に設定しても、オリジナルサイズに設定しても、ここに表示される解像度は、横:縦 = 16:9 になっています。
フレーム/秒 は、パラパラ漫画のように、1秒間に何枚の画像を送って動画に見せるかという値です。
これをフレームレートといいますが、フレームレートが大きいほど、滑らかな動画になります。
画面を共有している時の画面の大きさが、解像度に反映されます。
フレームレートについて。
受信するフレームレートは調整できません。
こちらから送信するフレームレートは調整できます。
この設定については、「パソコンのZoomアプリ設定《一般》」を参照してください。