Zoomの起動画面で「連絡先」をクリックすると、登録された連絡先がそれぞれのグループごとに表示されます。
連絡先に登録されたメンバーは、チャットメッセージを送ったり、ミーティングに呼び出したりすることができます。
それぞれの連絡先をにマウスを当てると・・・・
チャット・・・この相手とのチャット画面に移ります。
ビデオありでミーティング・・・新規ミーティングが起動し、この相手先をコールします。
「詳細」では、
以下の項目が表示されます。
連絡先には、5つのグループがあります。
星マークを設定済み
連絡先を右クリックして「この連絡先に星マークを設定」を選択するか、右側に表示されている名前の右の☆をクリックすると、「星マークを設定済み」の欄にメンバーが追加されます。
「星マークを設定済み」は、一番上に表示されるので、頻繁に連絡を取る人には、星マークを付けておくと便利です。
外部連絡先
「外部連絡先」にメンバーと追加するには、「+」マークをクリックして、「連絡先の追加」をクリックします。
「連絡先の追加」に、追加したい人のメールアドレスを入力します。
追加したい相手が、すでに、Zoomのアカウントを持っている場合は、その人がZoomのアカウントで使用しているメールアドレスを入力します。
「連絡先の追加」ボタンをクリックすると、入力したメールアドレスに、招待メールが送られます。
追加した相手が、承認するまで、連絡先には「(保留中)」としてリストされています。
招待された相手には、以下のようなメールが届きます。
招待された相手が、このリンクをクリックすると、招待を受けることができます。
Zoomにアカウントを持っていない人は、このリンクをクリックすると、アカウントの作成から始めます。
連絡先に追加できるのは、Zoomにアカウントを持っている人のみです。
自動回答グループ
「自動応答グループ」に入っているメンバーから、ミーティングに招待されたときには、コールされることもなく、自動でミーティングに参加することになります。
「自動応答グループ」を使うには、zoom.us の「設定」で、「チャットでの自動応答グループ」を ONにしてください。
「チャットでの自動応答グループ」を ONにすると、連絡先の中に「自動応答グループ」というグループが表示されます。
メンバーを右クリックして「自動回答グループに追加」を選択すると、そのメンバーは「自動回答グループ」に追加されます。
ただし、自動でミーティングルームに入ることができるのは、パソコンのみです。
コール先が、スマートフォンやタブレットの場合は、通常にコールし、承認する必要があります。
クラウド連絡先
zoom.us の「プロフィール」にある「カレンダーと連絡先の統合」で、「カレンダーと連絡先サービスに接続する」をクリックします。
Google、Office365、Exchange の中から、連携するサービスを選択し、カレンダーを連携するか、連絡先を連携するかを選択し、次へをクリックします。
連携するアカウントを選択すると、「カレンダーと連絡先の統合」の欄に、連携されたサービスが表示されます。
下の設定では、カレンダーと連絡先の両方を同期しています。
連絡先を同期すると、「クラウド連絡先」に、Zoomのアカウントを持っている、持っていないに関わらず、そのサービスの連絡先がすべて表示されます。
クラウド連絡先を表示させたくないときは、「Zoomが連絡先を同期することを許可する」をOFFにしてください。
「Zoomが連絡先を同期することを許可する」をOFFにすると、直ちに、「クラウド連絡先」は表示されなくなります。
会社の連絡先
「会社の連絡先」は、自動で登録されます。
「連絡先の削除」という項目が出てこないので、削除ができません。
「会社の連絡先」に登録されるパターンは2つあります。
- zoom.us で、ユーザーとして登録した場合
- アカウントに使用したメールのドメインが同じ場合
ユーザーに登録した場合
zoom.us の「ユーザー」に登録されたメンバーは、「会社の連絡先」に追加されます。
このユーザーを会社の連絡先から削除するには、「ユーザー」から、行います。
ユーザーの役割が「管理者」になっていたら、それを「メンバー」に変更します。
「更に」から「アカウントからのリンクを解除する」を選択します。
※このとき「削除」を選択してしまうと、そのアカウント自体が削除されてしまうので、注意してください。
アカウントに使用したメールのドメインが同じ場合
Zoomにアカウントを作成した時に使用したメールアドレスのドメイン部分(@マーク以下)が同じユーザーが自動的に「会社の連絡先」に登録されてしまいます。
ただし、GoogleのGmail (gmail.com)や、Microsoft のLIVEメール(live.jp)など、メジャーなWEBメールは、対象外です。
問題は、Zoomが汎用的なWEBメールだと認識していないドメインを使ったメールアドレスで、Zoomアカウントを作成すると、見ず知らずのメンバーが「会社の連絡先」に登録されることになります。
例えば、BIGLOBE(***.biglobe.ne.jp)や nifty(nifty.com)でZoomアカウントを作成すると、***.biglobe.ne.jp や nifty.com の部分が同じ人が、ずらりと表示されてしまいます。