Zoomでは、自分以外の参加者のカメラを制御することができます。
- ホストも参加者も使える機能です。
- カメラがONになっている相手にのみ使えます。
- 相手がスマートフォンやタブレットでも使えます。
- スマートフォンやタブレットからリクエストを送ることはできません。
- 相手のパソコンにカメラが1台しか付いていなくても使えます。
できることは、以下の3つです。
- カメラの切り替え
スマートフォンやタブレットの場合は、インカメラとアウトカメラを切り替えることができます。 - ズームイン、ズームアウト
これができるかどうかは、相手の使っているカメラによります。 - ズームインしたあとフレームを左右に動かす
これができるかどうかは、相手の使っているカメラによります。
まず、zoom.us でカメラ制御機能が使えるように設定をします。
zoom.us で、マイアカウントに入り、「設定」で、「相手側のカメラ制御」をONにします。
ミーティングを立ち上げるホストが、この設定をしておけば、ミーティングに参加した参加者全員がカメラ制御を使えます。
カメラ制御をしたい相手の映像を右クリックするか、右上の をクリックして「カメラ制御のリクエスト」を選択します。
リクエストされた人の画面には、「〇〇が、あなたのカメラを制御するようにリクエストしました。」というメッセージが表示されますので、リクエストを受ける場合は、「 承認 」をクリックします。
リクエストした人の画面では、カメラ制御される人の映像が「ビデオの固定」の状態になります。
「カメラの切り換え」をクリックすることで、複数のカメラを切り替えることができます。
カメラが1台しか付いていなくても「カメラの切り換え」は、表示されますが、もちろん、カメラを切り替えることはできません。
使用しているカメラによっては、右下にコントローラーのようなものが表示されます。
ここで、カメラをズームイン、ズームアウトしたり、ズームインした映像を左右に動かすことができます。
ギャラリービューにすると、カメラの切り換えはできなくなりますが、再度、スピーカービューに戻せば、カメラの切り換えができるようになります。
「ビデオのピン留めを解除」で、ビデオの固定を解除しても、スピーカービューの状態で、その人が大きく映ってる状態であれば、カメラの切り換えはできます。
カメラ制御を取り消すときは、制御されている人の画面の上で右クリックし、「カメラ制御の放棄」をクリックします。
他の人にカメラ制御してもらってる最中も、自分で自分のカメラの切り換えは通常通り可能です。
また、複数の人を同時にカメラ制御状態にすることもできます。
例えば、AさんとBさんの二人にカメラ制御のリクエストを送り、Aさんをビデオの固定にしてAさんのカメラ制御をし、次に、Bさんをビデオの固定にしてBさんのカメラ制御をする、ということが可能です。