Zoomのスケジュールをする際、パスコードを使うかどうかを設定することができます。

今、ZoomのミーティングIDは、11桁ですが、2年ほど前までは、9桁でした。

ここで、パスコードが設定されていなければ、全く無関係の人が、ランダムな数字を打ち込んで、どこかのミーティングに侵入する可能性もあるわけです。

Zoomアカデミージャパンでも、以前、一度だけ海外の女の子が、勝手にミーティングに入り、それが、Zoomのクラウドレコーディングに残っていたことがあります。

その実際の動画が、これです。

女の子自身も、ミーティングIDを打ち込んで入れてしまったことに驚いています。

このときのZoomミーティングルームでは、パスワードも待機室も設定されていませんでした。

2年ほど前までは、9桁のミーティングIDをランダムに打ち込んで、どこかのミーティングに入って迷惑行為をする人もいて、それが、Zoomボミング(Bombing)と呼ばれていました。

これに対して、Zoomでは、ミーティングルームをスケジュールする時、パスワードを使用する設定をデフォルトに変更しました。

更には、待機室を使用するという設定もデフォルトに変更しました。

現在、Zoomミーティングをスケジュールする際、パスワードを使うか、待機室を使うか、Zoomアカウントでサインインしているかのいずれかでないと、ミーティングルームを作れないようになっています。

このようなZoomの改善により、Zoomボミングは、過去のものになりました。

その他、様々なセキュリティ対策の強化により、今、Zoomは最も信頼できるオンラインツールとして評価されています。

  • 誰かが勝手にミュートを外して雑音を出している。
  • 誰かが勝手に画面共有し始める。
  • 誰かが自分の名前を不快なものにしていたずらをしている。

などなど、そんなときの迷惑行為に対するZoomのセキュリティ機能の使い方は、Zoom主催者セミナーアドバンスで、説明しています。