招待されたミーティングに入ろうとしたら、バージョンアップが要求され、バージョンアップをしないとミーティングやウェビナーに参加できない!ということがあります。
理由としては、ミーティングのホストが、バージョンの古い人を参加させないような設定にしているから、なのです。
そんなときには、まず、Zoomのデスクトップクライアントをバージョンアップしましょう。
Zoomのバージョンアップ
Zoomのデスクトップクライアントにサインインをしているときには、右上のアイコンから「更新の確認」を選択すれば、バージョンアップすることができます。


ところが、Zoomのデスクトップクライアントにサインインをしていないときはこんな画面なので、バージョンアップができそうな表示がありません。

Windowsの場合は、タスクトレイをひらき、Zoomのアイコンを右クリックして、「アップデートを確認」から、Zoomのバージョンアップができます。


どちらにも、「更新の確認」「アップデートの確認」が表示されないこともあります。
これの原因は分かりませんが、そんなときには、こちらから、Zoom デスクトップクライアントをインストールし直してください。
https://zoom.us/download#client_4meeting

Zoomデスクトップクライアントの設定などは、初期値に戻ってしまうかもしれませんが、その際には再度、設定してください。
Zoomのアップデートを要求される設定とは?!
Zoomのアップデートを要求されるようになる設定箇所はいくつかあります。
まずは、待機室回り。
最近のZoomのWEBポータルで、待機室の設定が大幅に進化しました。
「待機室のオプション」で、「オプションを編集する」をクリックします。

表示されたウィンドーを下にスクロールすると、「ホストと共同ホストに応答することを待機室の参加者に許可します」というチェックボックスが表れます。

ここにチェックを付けると、待機室にいる参加者が、ホストや共同ホストから送られた待機室へのチャットに返信することができるようになりますが、それと同時に、待機室に入ってくる時に、Zoomのバージョンが古いと、アップデートが要求されます。
もう一つが、ウェビナーチャットです。
ウェビナーチャットのスイッチをONにすると、以下のような確認メッセージが表示されます。

「 有効にする 」を選択すると、ウェビナーチャットが使えるようになります。
ウェビナーに参加するとき、Zoomのバージョンが古いとアップデートが要求されます。

その他にも、「アカウント管理」の中の「アカウント設定」で、下の方にある「ユーザーがクライアントを更新する必要があります」というスイッチをONにすると、OSによって、Zoomミーティングに参加できるZoomの最低バージョンを指定することができます。

選択肢として、
◎アカウント内のユーザーのみに適用します
◎アカウント内のユーザーと外部の参加者に適用します
の2つがあります。
「アカウント内のユーザーのみに適用します」を選択すると、アカウント内のユーザーに設定してあるユーザーに対してのみ、バージョンアップを要求します。
「アカウント内のユーザーと外部の参加者に適用します」を選択すると、すべての参加者に、バージョンアップを要求します。
これらの制限に引っかかって、Zoomのミーティングやウェビナーに参加できないということにならないためにも、Zoomのバージョンは常に最新にしておきましょう。