企業やグループでは、数人でひとつのスクリーンを見ながら、ミーティングをしたいという場合があります。
そんなとき、Zoomとプロジェクターを使って、複数人でのZoomミーティングを行うことができます。
ただし、ちょっとした機器を揃える必要があり、また、それらの機器の使い方にもコツがあります。
プロジェクターと映像を映し出すスクリーンがあることを前提に話を進めます。
まず、スクリーンの上か下あたりに、WEBカメラを設置します。
そのWEBカメラとパソコンを繋ぐための長めのUSB延長ケーブルが必要ですが、Amazonで探してみても、最大で5m のケーブルが限度です。
iBUFFALO USB2.0リピーターケーブル (A to A) 5.0m ブラックスケルトン BSUAAR250BS
USBケーブルは、電源としても使いますので、あまり長いと接続不良になりやすいという欠点があります。
スクリーンの方に置くWEBカメラは、マイク内蔵であっても、カメラ専用として使います。
Zoomでは、このWEBカメラをカメラとして設定します。
5mのUSBケーブルが届く範囲にテーブルを置きます。
テーブルの上にパソコンを設置し、パソコンとプロジェクタを繋ぎます。
パソコンには、もう一つのマイク内蔵WEBカメラを繋ぎ、このWEBカメラにはみんなの声が入りやすいようテーブルの真ん中に置きます。
このマイク内蔵WEBカメラは、マイクとしてのみ使用します。
Zoomでは、このWEBカメラをマイクとして設定します。
もちろん、本当のマイクを使っても問題ありませんが、マイク内蔵WEBカメラのほうが安価に購入できたりするので、これも有りだと思います。
スクリーンの方にあるWEBカメラで、みんなの顔を映します。
テーブルの真中にあるマイク用のWEBカメラで、みんなの声を拾います。
この状態で、パソコンからZoomを起動すれば、複数人でのWEB会議ができますね。