Zoomを使うと電話料金が請求されてしまうのか!?

Zoomのオーディオに電話を使うことが出来るのですが、これがあるために、電話料金を請求されることもあります。

当然、海外の電話番号を使用すれば、国際電話料金を請求されることにもなります。

そんな心配をしないで済むように、ホストは参加者が電話番号が使えないように設定してあげるという配慮も大切です。

何も設定していない状態では、Zoomミーティングで「ミュート / ミュート解除」の右側の「^」をクリックすると、「電話のオーディオに切り替える」というオプションが表示されます。

ここをクリックして、電話をかけてしまうと、電話料金がかかります。

 

また、「招待」のボタンから、「招待のコピー」をクリックして、メールなどに貼り付けると電話でミーティングに参加するための電話番号などが表示されます。

 

上記のような表示をして、Zoomを使う人が、電話をしてしまうようなことがないように設定する方法を書いていきます。

ミーティングIDを自動生成でスケジュールする時

これは、スケジュールで、ミーティングIDを自動生成するときのデフォルト値を設定する方法です。

zoom.us で、「設定」をクリックします。

 

ここで、音声タイプを「コンピューター音声」にして「保存」をクリック。

 

ここでの設定は、ミーティングをスケジュールする時のデフォルト設定です。

ミーティングを設定するときに、音声タイプを「電話とコンピューター音声」や「電話」に変更することもできます。

 

スケジュールの時点で「コンピューター音声」を選択しておけば、Zoomミーティングで、「ミュート / ミュート解除」の右側の「^」をクリックしても、「電話のオーディオに切り替える」というオプションは表示されません。

 

また、「招待」ボタンから、「招待のコピー」をクリックして招待状をメールに貼り付けても、電話をしてしまうような情報は削除されています。

 

パーソナルミーティングIDを使う時

パーソナルミーティングIDを使うときにも、常に「コンピューター音声」で使用するように設定することができます。

zoom.us の「ミーティング」から「パーソナルミーティングルーム」を選択します。

 

このミーティングを編集する」をクリックして、パーソナルミーティングについての設定をします。

 

ここで、「音声」を「コンピューター音声」に設定します。

 

そうすると、パーソナルミーティングIDを使ったミーティングでは、「ミュート / ミュート解除」の右側の「^」をクリックしても、「電話のオーディオに切り替える」というオプションは表示されません。

 

また、「招待」ボタンから、「招待のコピー」をクリックして招待状をメールに貼り付けても、電話をしてしまうような情報は削除されています。

すべてのミーティングで、電話をかけないようにする方法

さて、ここまで設定しても、インスタントミーティングを使うと、電話をかけるようなオプションが出てしまいます。

 

招待」から「招待のコピー」をクリックしたときも、電話をかけてしまうような情報が書かれています。

 

zoom.us の「アカウント管理」から「アカウント設定」をクリックします。

「アカウント管理」の中の「アカウント設定」は、Proアカウント以上でないと表示されません。

 

ここで、音声タイプを「コンピューター音声」にして、更に、ロックを掛けてしまいます。

鍵のマークをクリックして、このアカウント全体の設定にロックを掛けることができます。

 

ロックをかけると他の設定のところで、音声タイプを「コンピューター音声」以外のオプションに変更することはできなくなります。

 

そして、ロックをかけると、Zoomミーティングの中で、「ミュート / ミュート解除」の右側の「^」をクリックしても、「電話のオーディオに切り替える」というオプションは表示されなくなります。

 

ただし、「招待」ボタンから、「招待のコピー」をクリックして招待状をメールに貼り付けると、電話をしてしまうような情報は書かれたままです。

う~ん、これは消せないのか・・・・

 

参加する人が、不安になるような要素を排除するように設定することも、主催者の大切な仕事ですね。