ただ、ピアノなどの楽器の音は、Zoomでは、なかなかキレイに届けられないですね。
繊細なピアノの音をZoomで相手に届けるには、ちょっとしたコツが必要です。

ピアノのような楽器の音をZoomで相手に届けたいとき。
WEBカメラに付いているマイクを使うと、音が割れたり、延ばした音がすぐに消えたりしてしまいます。
WEBカメラのマイクは、会話をキレイに聞かせるためのものなので、大きな声だったり、会話に必要のない音をカットしてしまいます。
Zoomで、楽器の音をできるだけキレイに聞かせるための要素は2つ。
- どんなマイクを使うのか?
- 音楽を聞かせるためのZoomの設定
このうち、Zoomの設定は、オーディオの設定で行います。
使用するマイクを変更してみてください。
そして、「マイクからの元の音声を変更しない」というオプションです。

Zoomで、いろいろなマイクを使い、設定も変えて、7パターンでピアノの音を録画してみました。
実際に、どう聞こえるのか、聞いてみてください。
LOGICOOL C270n
まずは、2000円弱のWEBカメラ LOGICOOL C270n
マイクからの元の音声を変更しない:OFF
マイクからの元の音声を変更しない:ON
LOGICOOL C922n
私がいつもセミナーで使用しているWEBカメラ LOGICOOL C922n
マイクからの元の音声を変更しない:OFF
マイクからの元の音声を変更しない:ON
SONY ECM-PCV80U
マイクからの元の音声を変更しない:OFF
SONY ECM-PCV80U なら、使えると思ったので、このマイクでは、「エコー除去を有効にする」のON と OFF も比較してみました。
マイクからの元の音声を変更しない:ON
エコー除去を有効にする:ON
マイクからの元の音声を変更しない:ON
エコー除去を有効にする:OFF
結論として・・・
やはり、WEBマイクは、どんな設定にしても、音楽を聞かせるには無理がありそうです。
音楽を聞かせるには、まず、音楽用のマイクを用意することが必須ですね。
★SONY ECM-PCV80U は、音楽用のマイクというわけではありません。
そして、オーディオ設定のところでは、「マイクからの元の音声を変更しない」を ON にしておきましょう。
ここをOFFにしたままだと、音を延ばすときに、音がぷつっと消えてしまうような気がします。
「エコー除去を有効にする」のオプションは、違いがよく分かりませんでした。
音楽をしている方の耳には、はっきりと違いが分かるかもしれません。