Zoomで、ミーティングを開催するときには、ミーティングIDが必要です。
ミーティングIDとは、そのミーティングルームに入る鍵のようなものです。
そして、このミーティングIDには、2つの種類があります。
ひとつが、スケジュールするときやインスタントミーティングを行う時に、Zoomで自動生成されるミーティングIDです。
そして、もうひとつが、パーソナルミーティングIDです。
今回は、パーソナルミーティングIDについて詳しく書いてみます。
パーソナルミーティングIDとは?
パーソナルミーティングIDは、Zoomのアカウントを取得すると、そのアカウントにひとつ与えられるミーティングIDです。
ZoomのWEBポータルやデスクトップクライアントでは、「パーソナルミーティングID」「個人ミーティングID」「PMI」と3通りの呼び方がありますが、これらはすべて同じです。
自分用のミーティングIDなので、いつでも同じミーティングIDを使いたいときには便利です。
ただし、異なるメンバーでのミーティング・・・例えば、Zoom飲み会の時も会社でのミーティングでもパーソナルミーティングIDを使うというような使い方は避けましょう。
あまり意識せずに、そんな使い方をしてしまう場合もあるということで、WEBポータルの設定では、パーソナルミーティングを使うかどうか、使うならどんな時に使うのかという設定項目もあります。

ZoomのWEBポータルで、プロフィール( https://zoom.us/profile )にアクセスするとパーソナルミーティングIDという項目が見つけられます。

「表示」をクリックするとパーソナルミーティングIDを確認することができます。
また、「編集」から、パーソナルミーティングIDを変更することもできます。
ただし、すでに使用されているパーソナルミーティングIDを入力すると、
このパーソナル会議IDはすでに第三者に使われています。
というエラーメッセージが表示され、変更を保存することができません。

パーソナルミーティングIDを編集するところで、「即時ミーティングにパーソナルミーティングIDを使用する」にチェックを入れると、Zoomのデスクトップクライアントで「新規ミーティング」をクリックしたときにパーソナルミーティングIDを使ってミーティングを立ち上げることができます。
パーソナルミーティングIDのパスワードと待機室設定
Zoomでミーティングを行う場合、ミーティングIDにパスコードを付けるか、または、待機室を有効にするか、もしくは、その両方を有効にする必要があります。
パスコードも使わない、待機室も使わないという設定でミーティングルームを立ち上げることはできません。
パーソナルミーティングIDで、パスコードを変更したり、待機室の設定をする方法は2つあります。
WEBポータルから、パーソナルミーティングIDを設定
WEBポータルでパーソナルミーティングIDを設定するには、「ミーティング」から「パーソナルミーティング」をクリックします。

「編集」をクリックします。

ここで、パーソナルミーティングIDを使う時に、パスコードを使うかどうか、待機室を使うかどうか、また、その他の設定を行います。

デスクトップクライアントでパーソナルミーティングIDを設定
Zoomのデスクトップクライアントでも、パーソナルミーティングIDについての設定を行うことができます。
Zoomのデスクトップクライアントで、「新規ミーティング」の右下にある小さな v をクリックして、「パーソナルミーティングID」⇒「PMI設定」と辿ってください。

ここで、パーソナルミーティングIDの変更や、パーソナルミーティングIDを使う時の設定ができます。

いつでも同じミーティングIDが使えるということで、便利なパーソナルミーティングIDではありますが、例えば、家族同士でZoomを使うときだけなど、使う場面は限定したほうがいいでしょう。