彼は、Zoomを使ってセミナーをしているのですが、私は彼と話しているうちにとても違和感を感じてしまったのです。
これからZoomでセミナーをしようとしている人、または、すでにZoomでセミナーを開催している人。
なぜ、Zoomでセミナーをしようと思ったのか。
ちょっと考えてみて下さい。
例えば、普段、東京でセミナーを開催しているのなら、地方の人は距離的にも時間的にも参加しづらいからオンラインでセミナーを開催して、地球上のどこにいてもセミナーを受講できるようにしてあげようって思ったのではないですか?
逆に地方の人は、地元だけでは参加人数が少ないから、オンラインセミナーで場所や時間に縛られず、多くの人に受講してほしいからではないですか?
私が最近、話をしたそのセミナー講師の方は、こう言いました。
「私は受講生のZoom接続のサポートまでは出来ませんから、Zoomが使える人だけに参加してもらっています。」
それって、「距離的、時間的に参加しづらいからZoomを使って多くの人にセミナーを受講してもらいたい」うというコンセプトに反していませんか?
Zoomを上手く使えない人、音声が届かない、カメラが映らない・・・
パソコンの苦手な人に、それらを解決しろというのは、九州から東京まで新幹線で来いと言うより難しい問題です。
遠くに住んでいる人に負担をかけるのがリアルセミナーだとすれば、パソコンの苦手な人に負担をかけるのがZoomセミナーでしょうか?
インターネットにつながるパソコン、スマートフォン、タブレットなどがあれば、受講できる。
そんな誰でも受講できる環境を作り出していこうというのが、Zoomでセミナーを開催する目的だと、私は考えています。
Zoomアカデミージャパンでは、今年、500人近くの人たちにセミナーを受講していただきました。
Zoom無料体験会、Zoom主催者セミナー、外部の講師の方を招いてのセミナー。
10人のうち一人か二人は、音声が聞こえない、マイクで話せない、ビデオが映らないというトラブルにぶつかりました。
でも、そのすべて100%の受講生の方たちを、ちゃんと受講できる状態にして、セミナーを開催しています。
それこそが、Zoomでセミナーを開催するメリットだと思っているからです。
Zoomでセミナーを開催するなら、ちゃんと接続サポートまでしてあげて欲しいです。
それができないなら、Zoom主催者セミナーを受講して、そのためのスキルを持ってほしいと思います。
Zoomアカデミージャパンが、Zoom主催者セミナーを開催しているのは、Zoomでセミナーをする人たちに、ちゃんと受講生をサポートするためのスキルを身に着けてほしいからなのです。
そうでなければ、オンラインだから誰でも参加できますよ~と言えなくなっちゃうからなんです。
そのために、Zoom主催者セミナーを受講した後も、ちゃんとZoomでセミナーを開催し、受講生をサポートする技術を高いレベルに保ってもらうよう、無料で毎月のZoomマスター勉強会を開いているわけですから。
Zoomには、これまでの常識を覆すだけの魅力があります。
Zoomアカデミージャパンでは、Zoomの可能性を最大限に広げていきたいと思っています。