実際の会場にきている受講生がいて、Zoomで参加している受講生もいる。
そんな状態をZoomアカデミージャパンでは、ハイブリッドセミナーと呼んでいます。
Zoomにつないだパソコンで画面共有をして、それをプロジェクターに映し出すと、スクリーンには、Zoomで参加している人達の顔も映ってしまいます。
その解決法を2つご紹介します。


 

ハイブリッドセミナーの時は、Zoomで参加している人達の顔も見られる状態でセミナーを進行しています。

そこで、画面共有をし、プロジェクターを使って、資料を会場のスクリーンに大きく映した場合、Zoomで参加している人達の顔も、スクリーンに映し出されてしまいます。

これは、かなり見づらいですね。

1.「ビデオパネルの非教示」を使う

こんなときには、「詳細」から、「ビデオパネルの非教示」をクリックすることで、参加者の顔が見えなくなります。

 

それでも、ミーティングIDや「共有の停止」と書かれたバーは、残ってしまいます。

 

それに、スクリーンに映し出したまま画面共有を終了すると、Zoomのギャラリービューやスピーカービューの状態もスクリーンに映し出せれてしまいますね。

こんな困った状態を完璧に解決するのが、次の拡張表示を使う方法です。

2.拡張表示を使う

実は、パソコンにプロジェクターをつないだとき、それは既に「ディアルモニター環境なのです。

つまり、パソコンにディスプレーが2台つながっている状態です。

ただ、プロジェクターを使用する多くの人は、

プロジェクターというものは、今、パソコンに表示されているのと同じ画面をスクリーンに投影するもの

・・・と、思っています。

これが、そもそもの間違い!

 

プロジェクターを繋いだ状態で、Windows7、8、10を使っている人は、Windowsキー + P を押してみてください。

すると、以下のような表示が出ます。

 

パソコンと同じ画面が、スクリーンにも映っている時、上の表示の「複製」が有効になっています。

複製なので、メインモニターの画面を2台目のモニターに複製するということです。

 

ここを「拡張」に変更します。

すると、パソコンの画面の範囲が、メインのモニターと2台目のモニター、つまり、スクリーンにまで広がります。

 

ここで、Zoomの画面は、パソコンのディスプレー(1台目のモニター」に表示させ、共有したい資料は、スクリーン(2台目のモニター)に表示させます。

そうすれば、会場でスクリーンを見ている人は、Zoom関係の表示は全く見えなくなります。

また、Zoomで参加している人に、画面共有をする時は、「画面2」を選択するか、スクリーンに表示している資料を選択してください。

 

これで、Zoom関係の表示と、見せたい資料は完全に切り離された状態になります。

 

Macにおける「複製」と「拡張」に切替方法は、こちらのサイトを参考にしてください。

Mac で外付けのモニタを使う