Zoomでミーティングをスケジューリングしたあと、その招待文をそのままコピペして送っている人をたまに見かけます。

Takahiro Ogawaさんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています。

トピック: Takahiro Ogawa の Zoom ミーティング
時間: 2020年3月20日 22:00 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/544215352

ミーティングID: 544 215 352

ワンタップモバイル機器
+81345781488,,544215352# 日本
+81524564439,,544215352# 日本

所在地でダイアル
+81 3 4578 1488 日本
+81 524 564 439 日本
ミーティングID: 544 215 352

こんな招待文ですね。

 

この招待文を見たZoomの初心者は・・・・

ワンタップモバイル機器?

所在地でダイヤル?

と首を傾げながらも、電話を掛ける必要があるのかと勘違いしてしまう人もいます。

 

Zoomは、パソコンにマイクやスピーカーが付いていないときなどには、電話で音声をやり取りすることができます。

ただし、音声のやりとりに電話を使うときには、基地局までの電話料金がかかります。

 

でも、今、パソコンでやり取りするとき、パソコンにはマイクやスピーカーが付いているでしょう。

また、マイクやスピーカーが付いていないのであれば、スマートフォンやタブレットで、Zoomにアクセスすれば済むことです。

 

つまり、一般的な使い方をするのであれば、電話をかけて音声のやり取りをすることはまず、ありません。

Zoomの初心者にとっては、不要な情報は混乱を招くだけですので、招待文はシンプルにしましょう。

 

まず、zoom.us の「設定」画面を開き、音声タイプを確認します。

 

音声タイプ」は、「コンピューター音声」を選択しておきましょう。

 

そうすると、Zoomアプリでスケジューリングをするときにも、最初から「コンピューターオーディオ」が選択されるようになります。

選択されていなければ、「コンピューターオーディオ」を選択しましょう。

 

この状態で、スケジュールをすると、以下のような招待文になります。

 

この中で必要なのは、

https://zoom.us/j/755994376

ミーティングID: 755 994 376

の部分だけですので、これに自分の言葉を付け足して、分かりやすい招待文を送ってください。

 

ちなみに、「オーディオ」のところで、「電話とコンピューターのオーディオ」を選択すると、以下のような招待文が表示されます。

赤い枠の部分も一緒に送ってしまい、参加してくれる人に、必要のない電話料金を支払わせるようなことのないようにしてください。

  

 

こんな内容も、ZOOM主催者セミナーでは、お話しています。

ZOOM主催者セミナーでは、Zoomにはこんな機能があります!こんなことができます!という内容だけではありません。

この機能は、こんなとき、こんな風に使いますということをお話します。

また、この機能は、普段使うことがないので、混乱を招かないように設定でOFFにしておきましょうという、実践的な内容になっています。