Zoomでの参加者もいて、リアル会場にも参加者がいる。
そのようなセミナー、講座を行いたい、もしくは、行なっているという人が増えています。
しかし、会場全体の様子をZoom参加者に見せようとしても、WEBカメラの画角では、会場の端から端まで映すことができない場合が少なくありません。
WEBカメラにも、広角仕様のものがありますが、スマートフォンに広角レンズを取り付けるという方法もあります。
今回は、Amazonで購入した2種類の広角レンズを比較してみましょう。
まず、レンズを使わずに、iPhoneXで普通に撮影した写真がこちら。
1つ目の広角レンズはこちら。
LIEQI LQ-003 3 in 1 セルカレンズ スマホ用カメラレンズ 180度 魚眼レンズ マクロレンズ 0.4X広角レンズ iPhone・Android各種スマートフォン対応 ユニバーサル クリップ式スマホ用カメラレンズキット (レッド)
実際にこの広角レンズを使用して撮影したのがこちらの写真です。
商品説明に180度とありますが、0.4倍率なので、さすがに180度はないですね。
実際には、140度くらいでしょうか。
そして、魚眼レンズなので、写真の端の方は、歪みますし、少しぼやけます。
セミナールーム全体を映すなら、面白い映像にはなりますね。
2つ目の広角レンズはこちら。
スマホ用カメラレンズ クリップ式レンズ 広角レンズ マクロレンズ 自撮りレンズ – Luxsure Apple Android 全機種対応 簡単装着 ローズ型2in1 二年保証
実際にこの広角レンズを使用して撮影したのがこちらの写真です。
このレンズは、0.6倍率なので、1つ目の広角レンズよりも画角は狭いですが、端の歪みがありませんし、端がぼやけることもありません。
普通のレンズで撮影したような自然な感じです。
セミナールーム全体を撮影するなら、充分な画角ではないでしょうか?
2つのレンズを横から見ると、1つ目の 0.4倍率のレンズのほうが、丸く盛り上がっているのがわかります。
【広角レンズ使用時の注意】
このような広角レンズを取り付けて撮影するとき、スマートフォンに厚めのカバーを付けていると、カメラのレンズと広角レンズの間が離れるため、写真の四隅に黒い影ができてしまいます。
広角レンズによるこの黒い影を「ケラレ」と呼ぶこともあります。
Amazonの広角レンズのレビューでも「ケラレ」という単語をよく見かけますので、覚えておいてください。
スマートフォンの外側のカメラに広角レンズを装着するときは、スマホカバーを外してから、広角レンズを取り付けるときれいに撮影ができます。
内側のカメラは、スマホカバーに覆われてることはないでしょうから、そのままできれいに撮影できます。
また、iPhoneX の場合、外カメラにレンズが2つ付いていますので、上のレンズに合わせて、広角レンズを取り付けてください。
スマートフォンによって、メインになるレンズの位置が異なるので、機種によって、どちらがメインのレンズになるか、確認しましょう。
ケースに入って、マクロレンズも付いて2000円台
ちなみに、今回、Amazonで購入した2つ目の広角レンズは、オシャレなケースに入っていました。
そして、マクロレンズも付いています。
このマクロレンズについての説明では、15倍と書かれていますが、本当に15倍なら、顕微鏡として使えます。
でも、実際に撮影してみたのが以下の写真です。
確かにかなり接近したマクロ撮影は可能ですが、15倍ではなく、1.5倍ですね。
花や昆虫、編み物の編み目を撮影するには、向いていると思います。
これで、2,680円(2019年8月1日現在)なら、Amazonのベストセラー1位なのも頷けます。