今回は、Zoomとは関係ないのですが、かなり大切な、そして、かなりヤバい話です。
SSLに対応していない、つまり、https になっていないホームページは、警告が出てしまいます。
今、世界中で最も多く使われているWEBブラウザが、Google Chromeです。
《世界の使用ブラウザの割合》
Google Chromeの日本でのシェアは、ちょっと少なめですが、それでも、ダントツトップなのは変わりません。
《日本の使用ブラウザの割合》
世界で最も使われているGoogle Chrome のバージョンが、68になりました。
https:// から始まるサイト、つまり、SSLに対応しているホームページはこのように表示されます。
今まで、URLの始まりが、http:// だったホームページ、つまり、SSLに対応していないホームページは、このように表示されていました。
今回、Chrome68になったことで、SSLに対応していないホームページはこのように表示されてしまいます。
更には、2018年9月13日にリリース予定のChrome70になると、更に警告な感じが強まります。
もう、こうなってしまうと、
「このホームページにアクセスすると危ないよ!」
と言わんばかりな感じですね。
お問い合わせフォームのページでさえ、SSLになっていないようなホームページを持っている人には、SSLって何?httpsって何?と思うかもしれませんが、今、これはかなり重要な問題になっています。
SSLとは、簡単に言えば、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。
個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータを暗号化して、サーバーとパソコンの間での通信を安全に行ないます。
サイトの管理者は、送信される情報を悪意を持った第三者から守るとともに、送信される情報が改ざんをされていないことを証明することができます。
つまり、SSLに対応していないページから送られた情報は、途中、経由するサーバーで読まれ放題ということになります。
悪意の第三者がそのサーバーの所有者だったりすれば、氏名、住所、メールアドレス、電話番号などが盗まれ放題になるわけですね。
さすがに、クレジットカード番号を入れるホームページがSSLになっていないことは無いでしょうが、もしも、そんなことがあれば、もう最悪な事態になってしまいますね。
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